バーベルフレンチプレスで上腕三頭筋を最大限に発達させる方法

投稿日: 2018年08月03日

バーベルフレンチプレスの動作イラスト

上腕部を太くしたければ、上腕三頭筋を鍛えるのが一番の近道です。上腕部を構成する筋肉の中で最も大きな筋肉が上腕三頭筋だからです。

そして上腕三頭筋を大きくする最も効果がある筋トレ種目のひとつがバーベルフレンチプレスです。フレンチプレスはEZカールバーで行なうトレーニーが多いですが、バーベルでのフレンチプレスの方が効果があるトレーニーも決して少なくありません。

バーベルフレンチプレスのやり方や特徴、効果などについて解説いたします。

バーベルフレンチプレスの特徴

バーベルフレンチプレスの特徴をご紹介します。

ストレートバーを使う

バーベルフレンチプレスではストレートバーを使います。上腕三頭筋を鍛えるエクステンション系の種目はEZカールバーを好むトレーニーが多いですが、ストレートバーを使うバーベルフレンチプレスの方が上腕三頭筋に効かしやすい人も少なくありません。

バーベルフレンチプレスではストレートバーを使います。

手首が外旋される

トライセップスエクステンションでEZカールバーを使う人の方が多いのは、EZカールバーでは握る部分がハの字になっていることで、手首の負担が少ないからです。

EZカールバーの2つのタイプ実物

しかし、ストレートバーで手首が外旋されることが上腕三頭筋に効きやすいタイプの人も少なくありません。そういう人は上腕三頭筋を鍛えるのにEZカールバーよりもストレートバーの方が効きやすいです。

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バーベルフレンチプレスの方法

バーベルフレンチプレスはフラットベンチに寝た状態で行なう方法、立って行なう方法などがあります。それぞれの方法の特徴についてご紹介します。

立って行なうバーベルフレンチプレス

立った状態で行なうバーベルフレンチプレスは、肩関節がかなり柔らかくないと上手く動作できません。頭上にバーベルを持ち上げて、フレンチプレスの動作中、肘が前に出ないようにしないといけません。

肩関節が硬い場合、肘が前に出てしまって、上腕三頭筋をストレッチできないので、誰にでも向いた方法というわけではありません。

片手であれば、肩関節が硬くても十分な可動域を確保できますが、両手でのフレンチプレスとなるとなかなか難しいです。しかし、肩関節の柔軟性があれば、上腕三頭筋にかなり効きます。

座って行なうバーベルフレンチプレス

ベンチに座った状態で行なうバーベルフレンチプレスは、動作内容としてはスタンディングバーベルフレンチプレスと同じですが、座っている分、バランスを取りやすいです。

上記のスタンディングバーベルフレンチプレスと同様に、肩関節の柔軟性がカギになります。

インクラインベンチでのバーベルフレンチプレス

上記のように、上体が垂直に立って行なうバーベルフレンチプレスでは、肩関節の問題で上手くできない人が少なくありません。そういう人にはインクラインベンチの活用がおすすです。

上体を垂直に立てた状態ではフレンチプレスが上手くできないのは、肩関節の硬さから肘が前に出てしまうことで、上腕三頭筋を十分にストレッチさせられないからです。

その点、インクラインペンチであれば、この肘が前に出る問題が解消します。角度としては45度ぐらいがやりやすいです。

寝た状態でのバーベルフレンチプレス

フラットベンチに寝た状態でのフレンチプレスがバーベルフレンチプレスの基本形です。扱う重量にしても、最も高重量が扱えるやり方です。ベンチプレスで挙げている重量の50%から60%ぐらいの重さを扱えるでしょう。

ベンチプレスの50%から60%というのはかなりの重量です。この重量を伸ばせるほど上腕三頭筋を大きくできます。

上記のように、立った状態や座った状態でのバーベルフレンチプレスよりも肩関節の柔軟性の影響も少ないですから、比較的やりやすいバーベルフレンチプレスです。

バーベルフレンチプレスのやり方

バーベルフレンチプレスのやり方について解説いたします。

手幅

手幅は肩幅の半分から3分の2ぐらいが丁度いいです。このあたりを基準にいろいろと試してみましょう。

バーの握り方

バーはサムレスグリップで握ります。親指で巻くよりもその方が上腕三頭筋に効かしやすいです。

手首は曲げない

手首は曲げないようにします。手首を曲げるとケガの原因になります。必ず伸ばした状態で運動するようにします。

肘は開かない

肘は極力開かないようにします。意識して内側に寄せるようにすれば開きにくくなります。

フォームを崩さない

バーベルフレンチプレスでケガをする原因のひとつがフォームが崩れることです。バーを降ろしたときに絶対に弾ませないように注意しましょう。

動画:バーベルフレンチプレス

バーベルフレンチプレスとケガ

バーベルフレンチプレスはケガをしやすいと言われています。特に痛めやすいとされているのが肘です。手首が外旋されることで無理な負荷がかかるところに、肘を内側に寄せることでケガしやすくなると言われています。これはあながち間違っていません。

実際に、バーベルフレンチプレスで肘を痛めた経験があるトレーニーが少なくありません。寝た状態でのバーベルフレンチプレスは高重量を扱うだけに余計にケガしやすいです。

しかし、一方で、長年高重量でバーベルフレンチプレスを続けていてもまったくケガも違和感もないトレーニーも多いです。相性の問題もありますが、それ以上に技術的な理由の方が大きいです。

ケガをする一番の理由がフォームの崩れです。重量が重過ぎてフォームが崩れたり、バーを降ろした際に弾ませたり反動を使ったりすると、ケガの元です。必ず正確なフォームで行ないましょう。

バーベルフレンチプレスを行なう順番

バーベルフレンチプレスには、寝て行なうパターンから立って行なうパターンなど、4種類考えられますが、それらのフレンチプレスを上腕三頭筋のトレーニングにどのように組み込むべきかで、効果がかなり違ってきます。どのフレンチプレスをどのようにメニューに組み込むべきかを考えてみましょう。

寝た状態でのバーベルフレンチプレスは上腕三頭筋のメニューの最初に行なうようにしましょう。バーベルフレンチプレスの基本形であり、最も高重量が扱えるからです。

プレスダウンで上腕三頭筋を鍛える男性

それ以外の3種目については、1種目目にこだわる必要はありません。フレンチプレス以外のプレスダウンやマシン種目などと組み合わせることで、上腕三頭筋を発達させます。

寝た状態でのバーベルフレンチプレスを最初に行ない、他のバーベルフレンチプレスを3種目目とか最後の種目として入れるのも効果的です。

バーベルフレンチプレスを上手く使いこなせると上腕三頭筋のメニューのバリエーションを展開しやすくなります。

まとめ

バーベルフレンチプレスとEZカールバーを使ったトライセップスエクステンションのどちらが効果的かは、かなりのところ相性の問題です。両方とも同じぐらいに効果がある人もいれば、ストレートバーのバーベルかEZカールバーのどちらかではないとまるで効果がない人もいます。自分にはどちらが合っているかが早い段階でわかれば、上腕三頭筋を鍛えるのがかなり楽になります。

ライイングトライセプスエクステンションのやり方-上腕三頭筋を鍛える筋トレ

自分にはどちらが向いているかを確かめるには両方やってみるのが一番簡単な方法です。理屈で考えるよりも実際にやってみれば、結論が早いです。寝た状態でのフレンチプレスはバーベルが合うけれど、立った場合はEZカールバーの方がやりやすいという場合もあります。一方で、どんなフォームであってもバーベルじゃないと効かない人も少なくありません。

それまで、上腕三頭筋の鍛え方について壁に当たっていた人がバーベルフレンチプレスのやり方がわかったことで、劇的に腕が太くなることがあります。それまで眠っていた上腕三頭筋の筋肉細胞が覚醒するからです。上腕三頭筋の鍛え方に迷っている人や、EZカールバーでのトライセップスエクステンションがいまひとつ効かなくて悩んでいる人は、バーベルフレンチプレスを試してみると大きな打開策になる可能性があります。

ライイング・トライセプスエクステンションの動作

今まで、バーベルでフレンチプレスをやっていなかったなら、寝た状態でのバーベルフレンチプレスがおすすめです。ベンチに寝た状態でのバーベルフレンチプレスは筋力を伸ばすのにも効果的だからです。上記で、ベンチプレスの50%から60%扱えると申し上げましたが、これは逆に考えれば、バーベルフレンチプレスの重量を伸ばせば、ベンチプレスの記録も伸ばせることを意味しています。

筋力と筋量の増加を目指すなら、バーベルフレンチプレスで鍛えるのが効果的です。