シュラッグマシンが最強!バーベル・ダンベルシュラッグと効果を比較

投稿日: 2018年07月16日

シュラッグマシン ウエイトスタッグ式をする男性

僧帽筋を鍛えるために便利な筋トレ器具としてシュラッグマシンがあります。シュラッグマシンはバーベルやダンベルで行なわれているシュラッグよりもメリットがある点が多いです。

バーベルはたしかに高重量が扱えますが、今一つ僧帽筋に効かしにくい欠点があります。ダンベルでのシュラッグにしても不便な問題があります。これらの難点を解決しているシュラッグマシンについて解説しましょう。

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シュラッグマシンの特徴

シュラッグマシンには次のように、多くの特徴があります。

僧帽筋専用の筋トレ器具

シュラッグマシンは僧帽筋を鍛えるための専用の筋トレ器具です。背中でも広背筋を鍛えるためのものはラットマシンを始めとして数多くの種類がありますが、僧帽筋だけを鍛える専用のマシンとして開発されたのはシュラッグマシンが初めてです。

僧帽筋を鍛えるために使われているバーベルやダンベル、スミスマシン、ユニバーサルマシン、ケーブル系のマシンといったものは、もともと僧帽筋専用に作られているのではありません。これらの器具は汎用性があるために、僧帽筋を鍛えるためのシュラッグやアップライトローに使えたということに過ぎません。

しかし、シュラッグマシンは僧帽筋を鍛えるためだけに特化しています。その点がこれまで僧帽筋を鍛えるために活用されてきた器具とは決定的に違います。

ウエイトスタッグ式のタイプ

シュラッグマシンの加重方式としてはウエイトスタッグ式のものとディスクロード式のものがあります。ウエイトスタッグ式は差しピン1本で重量を変えることができて便利ですが、最高重量にしてもあまり重くできないため、筋力が強いトレーニーには物足りないかもしれません。

ウエイトスタッグ式タイプが高重量にできないのは設計上の都合が関係していると思われます。ラットマシンを見ていただくとよくわかると思いますが、300ポンドのウエイトスタッグでも、天地の高さがかなりのものになります。このウエイトスタッグを組み込んだマシンにすると、高さを含めて全体がかなり大型になり、製造コストが跳ね上がってしまうでしょう。

必要以上に大型になるマシンは、スポーツクラブから敬遠されます。筋トマシンを置けるスペースには限りがありますから、たくさんのマシンが置けるように、できるだけコンパクトなものが好まれます。そのような事情もあって、ウエイトスタッグ式は最高重量でもあまり重くありません。

ディスクロード式のタイプ

シュラッグマシンの加重方式としてはバーベルのプレートを装着するディスクロード式のものが多いです。上記のような事情もありますが、ハンマーストレングスマシンなどに見られるように、ディスクロード式のマシンはフリーウエイトのように筋肉にダイレクトに効きやすいからという理由もあるでしょう。

ディスクロード式はウエイトスタッグ式に比べてかなり高重量をつけることができます。マシンの両端にプレートをつけるためのバーがあり、モデルにもよりますが、片面に20キロのプレートを5枚から7枚ほどつけられます。

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僧帽筋に効かせやすい

僧帽筋を示すCT画像

シュラッグマシンは僧帽筋専用の筋トレマシンだけあって、ダイレクトに僧帽筋に効かせやすいです。

ウエイトを降ろしたときのストレッチ感も素晴らしく、強い収縮感が得られます。

この収縮感を実現しているのがハンドルの存在です。バーベルやスミスマシンでシュラッグを行なう場合、バーが真っ直ぐなため、両手のグリップが水平になります。

これがシュラッグマシンではグリップが平行かやや斜めになっていて、僧帽筋に効かしやすい構造になっています。ダンベルが他の筋トレ器具よりもシュラッグで効かせやすいのは、グリップを平行にできるからです。

安全性が高い

シュラッグマシンは運動中の安全性が高く、初心者も安心して使いやすいです。バーベルやダンベルであれば、自分で重量を支えなくてはなりません。

フリーウエイトはシュラッグ以外の他の種目でも神経系を使うことで効果が高いですが、安全面で言えばマシンに劣ります。シュラッグマシンも他のディスクロード式のマシンと同様、軸を起点として軌道が決まっていて、安全性が高いです。

構造が単純で壊れにくい

ハンマーストレングスマシンに代表されるように、ディスクロード式の筋トレ器具は構造が単純で壊れにくいです。メンテナンスも簡単ですし、長持ちしてくれるのも大きなメリットです。

シュラッグマシンを使い方がよくわかる動画

バーベルシュラッグとの比較

バーベルは非常に汎用性が高い筋トレ器具ですから、シュラッグにもよく使われています。バーベルでのシュラッグとシュラッグマシンとを比較してみたいと思います。

グリップの比較

まずはグリップの違いを比較してみましょう。バーベルシュラッグではバーが真っすぐであるため、グリップが水平になります。これに対してシュラッグマシンのグリップは平行か少し斜めになったグリップになっています。

どちらが握りやすいかで言えば、圧倒的にシュラッグマシンの方が握りやすいです。水平のグリップであっても、ユニバーサルマシンのような構造であれば、シュラッグとして僧帽筋に効かしやすいですが、バーベルのシュラッグはグリップが難点です。

ストレッチ感の比較

僧帽筋のストレッチ感を比較すると、これもシュラッグマシンに軍配が上がります。バーベルシュラッグはグリップの問題と、バーが体の前面で邪魔することもあって、ストレッチ感としてはかなり物足りないです。それに対してシュラッグマシンは非常に強いストレッチ感を得られます。

僧帽筋を効果的に鍛えるにはどれだけ強くストレッチさせられるかが重要です。バーベルシュラッグは高重量を扱う割に効かないのはストレッチの不足も大きな原因です。

可動域の比較

シュラッグという種目はもともと可動域が狭い種目です。僧帽筋の可動域自体が狭いので、運動種目としても可動域が狭くなってしまいます。しかし、狭い可動範囲であるからこそ、その中でできるだけ可動域を広くしないと、僧帽筋を発達させるのが難しいです。

バーベルシュラッグとシュラッグマシンの可動域を比較すれば、ここでもシュラッグマシンが圧倒しています。

効果の比較

上記のように、バーベルシュラッグとシュラッグマシンを比較すると多くの点でシュラッグマシンの方が優れていることがわかります。

バーベルはあらゆる筋トレ器具の中で最も優秀なものであることは疑いありませんが、シュラッグに関してはシュラッグマシンに軍配が上がると言えるでしょう。

しかし、これは個人差もあります。バーベルシュラッグでもの凄く僧帽筋に効く人にとってはバーベルシュラッグの方がシュラッグマシンに勝る場合もあるでしょう。

ダンベルシュラッグとの比較

 ダンベルシュラッグを行う男性

次にダンベルシュラッグとシュラッグマシンを比較してみましょう。

セッティングのしやすさの比較

ダンベルシュラッグの難点はセッティングが面倒なことです。

ダンベルでシュラッグをするには床に置いてあるダンベルを持ち上げるか、ダンベルラックから持ってくる必要があります。

ダンベルシュラッグはかなりの重さのダンベルを使いますから、これらのようなセッティングはなかなかに大変です。セットごとに重量を変えるとなるとさらに面倒です。

フラットベンチに置いておいて、そこからセッティングする方法もありますが、それでも結構な手間です。その点、シュラッグマシンはバーベルのプレートを左右からつけ替えるだけですから、非常に簡単です。簡単と言っても、差しピン式のマシンに比べれば手間には違いないですが、ダンベルシュラッグのセッティングよりもはるかに簡単です。

グリップの比較

バーベルシュラッグとシュラッグマシンとのグリップの比較では握りやすさや僧帽筋への効かせやすさでシュラッグマシンが圧倒していましたが、ダンベルシュラッグとの比較では、甲乙つけがたいものがあります。シュラッグマシンのグリップが僧帽筋に効かしやすいのは、グリップが平行か少し斜めになっているからです。

この点で比較すると、ダンベルシュラッグもグリップが平行になるため、シュラッグマシンと比べても僧帽筋への効きという点では遜色ありません。

ストレッチ感の比較

両者とも僧帽筋に効かしやすいグリップになっていることから、ストレッチ感も似ています。可動域で比較しても、ダンベルもシュラッグマシンも限界までの可動域です。

ただ、可動域に関しては重過ぎる重量で行なうと、収縮が不足します。

安全性の比較

安先生で比較すればシュラッグマシンが圧倒的に優秀です。

ダンベルは落としてしまう危険があります。かなり重いダンベルを使えることもあって、落下したときの危険度もかなり高いです。これに対して、シュラッグマシンは非常に安全です。

効果の比較

僧帽筋の発達させる効果で比較すればダンベルシュラッグとシュラッグマシンは遜色ありません。

ダンベルシュラッグは正しく行なえばかなり効果があります。しかし、やりやすさや安全性など、総合的に考えるとシュラッグマシンの方がおすすめです。

バーベル・ダンベルシュラッグのやり方と効果がわかる動画

まとめ

僧帽筋を鍛えるためによく使われている筋トレ器具がバーベル、ダンベルですが、それ以外にも、スミスマシン、ユニバーサルマシンといったものがあります。この中でバーベルとスミスマシンはシュラッグをする際にバーが体の前にあるために、僧帽筋に効かせるのがやや難しいのが難点です。

スミスマシンの場合は、この難点を解消するために、後ろを向いて、バーを背面に構えることで可動域を広くできます。ベーベルでもできないことはないですが、動きとしては良くありません。

ダンベルとユニバーサルマシンはバーが邪魔しないため、僧帽筋を収縮させやすいです。ユニバーサルマシンの場合はそれでもハンドルの形状の関係上、グリップが水平になるところがダンベルに比べて僧帽筋に対する効きで負けます。しかし、ピン1本で重量を変えられること、僧帽筋のストレッチがしやすいことなどの長所があります。

ダンベルは上記のシュラッグマシンとの比較でも申し上げたように、僧帽筋を鍛える効果が高いのは間違いないですが、シュラッグを行なうまでのセッティングが面倒な難点があります。

僧帽筋を鍛えるために使える筋トレ器具はこのようにそれぞれ一長一短です。その点、シュラッグマシンは僧帽筋を鍛えることに特化しているだけあって、他の筋トレ器具の難点を克服しています。初心者にも使いやすいです。

僧帽筋を鍛えるために多数の種目を同時に行なう必要はありません。よほど僧帽筋の発達が他の筋肉に比べて遅れているのでもない限り1種目で十分です。

その1種目でしっかり効かし切ることです。その意味で、僧帽筋のトレーニングで最も有効なのがシュラッグマシンです。