大胸筋を鍛えてバストアップ!【効果的な鍛え方とは?合掌や腕立て伏せの回数】
大胸筋を鍛えた方が良いのは、どちらかといえば男性だと思われがちです。
確かに胸板の厚いマッチョな身体の男性は、たくましくて魅力的です。
しかし大胸筋は女性こそ鍛えておいた方が良いのです。その理由と効果的な方法について紹介します。
1.大胸筋が重力に抵抗する力をつける
女性はバストが大きいことが魅力の一つだと思っている人は多いものです。若い頃は誰もが豊かな胸に憧れます。
ところが若い頃自慢だった豊かな胸も、年を取るとともに悲しいかな、重力には逆らえなくなります。
特にバストが大きい女性の場合はそれが顕著で、いつの間にかバストの先端の位置がおへその方に向かって移動してしまうのです。
最近ではバストアップに効果的なブラなどのファンデーションも販売されています。しかしそれだけではバストアップには不十分です。
そこで女性は大胸筋を鍛えて、重力に抵抗する力をつける必要があります。特に年齢と共に筋肉の衰えが気になる塾女こそ、大胸筋を鍛えることが大切なのです。
2.無理のない筋トレで大胸筋を鍛えてバストアップ
ところで女性の場合は筋トレといっても、マッチョな男性のように激しい筋トレは無理です。
そこで熟年女性でも可能な、あまりキツクない筋トレでバストアップを行うのが望ましいでしょう。
筋トレは毎日続けることで効果を発揮するものですので、1回で無理して筋肉痛で翌日動けなければ意味がありません。
そこで無理のない大胸筋の筋トレをご紹介します。
①プッシュアップ
プッシュアップとは押したり上げたりする、すなわち腕立て伏せのことです。
腕立て伏せは女性はどちらかといえば苦手な筋トレの一つ。しかしちょっとした工夫で腕立て伏せでも無理なく行うことができます。
普通の腕立て伏せは脚を伸ばして腕を立てて行いますが、それが無理な場合は両膝を立てて腕立て伏せを行うと負荷が軽減されます。
腕立て伏せのコツは、肩甲骨を左右つけるように意識して行うことです。
ゆっくり腕立て伏せをするとより大胸筋が鍛えられます。
運動に慣れていない人は1日1回で5セットから始めて、できれば1日2回で30セット位を目標にして行いましょう。
②チェストサンド
チェストサンドとは両手を拝む時(合掌)のような形にして合わせ、力を入れて左右から押し合う筋トレのことです。
1回30秒位左右から押し合って合掌ポーズを続けます。
その間ゆっくりと息をして、一定の力を込めて押し合います。
1回につき2セットから3セット行うと効果的です。これを1日3回位行います。
慣れてきたら雑誌や本を挟んだり腕をゆっくり上げ下げしながら行うとより効果的です。
3.継続は力なり!習慣づけでバストアップ
以上のような筋トレを一時的に集中して行うのではなく、毎日の習慣にすることが大切です。
例えばラジオ体操やウォーキングを毎日何十年も行っている人のように、これらの筋トレもずっと続けていくことで、大胸筋が鍛えられバストアップに効果を発揮します。
ただし体調が悪い時は休むことも必要です。
毎日のストレッチのつもりで、無理なく続けていくことが美しい胸を作るのに一番効果的な方法なのです。
ところで筋トレを行う上でとても大切なことは、無理をしないということです。
例えばフォーマルの席に出席するのでドレスに合うように豊かな胸にしたいと、短期間でバストアップの筋トレを回数を増やして行うと筋肉疲労がひどくなり、かえって筋肉が衰えてしまい逆効果になってしまいます。
筋肉は適度に鍛えることが大切で、無理をし過ぎると筋肉の組織に傷がついてかえって筋力が衰えてしまうのです。
特に30代後半以降の熟年女性の場合は、女性ホルモンのバランスが崩れやすい更年期に差し掛かっていますので無理は禁物です。
若い頃のように頑張ろうと思わず、体調や筋肉疲労、痛みを考慮しながら行うようにしましょう。