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筋トレをする事で自分に自信が持てるようになる理由

更新日: 2016年12月24日

道路でジャンプをするスーツのビジネスマン

自分に自信がなさそうだったり、おどおどしている人の多くは、痩せていたり、極端に太っていたりする人が多く、体型が筋肉質な人は少ないように思います。そしてその一方で、筋肉質の人は、自分に自信を持っている人が多いように思われます。

では、実際に身体と性格の間には関連性があるのでしょうか。また、筋トレをする事で自分に自信が持てるようになるのでしょうか。筋トレをする事で自分に自信が持てる根拠を紹介します。

見た目が変われば自信が持てる

まず、見た目の問題から入りましょう。

筋トレをして身体に筋肉がついてくると、自分の身体に自信が持てるようになります。

鏡の前でポーズをとっても様になるし、腹筋が割れていればそれだけでかっこいいですよね。鍛え上げられた自分の身体を見れば、それだけで自信が持てるのは確かです。

筋トレをする事で身体を鍛え、身体の変化を体感できた時、そこでは頑張った分だけ結果が表れているので自信が持てるのではないでしょうか。

筋肉を鍛えたら強くなる様子

普段からおどおどしていたり、不衛生な生活を続けていると、身体も痩せたり余計な脂肪がついたり調子が悪くなったりします。

性格が影響して身体が不健康になっているのなら、筋トレをする事を通じて身体から健康になれば、自然と自分に自信が持てるようになるはずです。

自分に自信を持ちたいのなら、まずは筋トレをしてみましょう。そうして、行動に起こす事によって、自分の中の何かが変わるかもしれません。

筋トレが及ぼす身体内部への影響

次に、筋トレが身体内部に及ぼす影響について考えてみましょう。

筋トレはセロトニンの分泌を活性化させる働きがあります。セロトニンは、身体や心をリラックスさせる効果があり、セロトニンの量が増えれば、常にリラックスした状態を保つ事ができます。

うつ病の人は、このセロトニンが不足していると言われており、うつ病の解決策としても筋トレは有効であると言えます。

鬱状態の男性

実際に、スウェーデンのカロリンスカ研究所が科学誌Cellに発表した論文では、運動による骨格筋への刺激が、うつ病などの精神疾患に関係する物質を浄化する働きがある事が示されています。

うつ病の原因物質として、キヌレニンという物質があります。筋トレをする事によって発生するPGC-1a1という蛋白質には、このキヌレニンの分解に関係する作用があります。

つまり、筋トレをする事でセロトニンの分泌により心身がリラックスする効果があり、精神的に強くなるだけではなく、身体の中にあるうつ症状の原因であるキヌレニンが分解され、精神に対する負の作用が働きにくくなるという事です。

だから、気分が影響して身体が不健康になっているのなら、筋トレをする事で、身体から健康になれば、自然と気分も良くなり自分に自信が持てるようになるはずです。

反対に身体が不健康になって性格が落ち込みやすくなっているのなら、筋トレをする事で身体は健康になります。昔から言われている健全な精神は健康な肉体に宿る、という言葉は、このように科学的にも実証する事ができます。

筋トレで自信の元となるテストステロンを手に入れる

自信の源である物質としてはテストステロンが挙げられます。

テストステロン

テストステロンは、男性ホルモンの一種で、筋肉の増強、骨格の発達といった作用があります。筋トレを行う事で分泌される事が分かっており、テストステロンが低下すると、疲労や精神的なストレスを感じやすくなります。

つまり、日常的に疲れている人や覇気のない人は、このテストステロンが不足している場合があり、筋トレをする事によって、疲労の解消や物事に対して自信を持つ事が出来るようになります。

プリンストン大学の研究では、テストステロンを投与されたスズメは、通常のスズメより3倍長く痛みに耐える事ができた、という結果が報告されており、日頃疲れを感じやすい人や体力に自信のない人は、筋トレをする事をおすすめします。

横隔膜を鍛えて落ち着いた自信を手に入れる

人の呼吸法には、胸式呼吸と腹式呼吸の二つがあります。

胸式呼吸では、交感神経が優位になり興奮状態になります。一方で、腹式呼吸をすると副交感神経が優位になりリラックス状態になります。

腹式呼吸をする女性

この二つの呼吸法のうち、腹式呼吸を続けていると、セロトニンの分泌量が増加し、リラックスした状態を保てます。すると、ちょっとした事では緊張せずに、物事に対して自信を持てるように成りやすくなります。

腹式呼吸では、横隔膜を利用して呼吸しますので、筋トレでこの横隔膜を鍛えて腹式呼吸しやすい状態を作り上げると、物怖じせずに、自然と自信を持ちやすい状態になる事が出来ます。

横隔膜の鍛え方としては、スタッカート式という方法があります。腹式呼吸で大きく息を吐いた後、腹式呼吸で大きく息を吸います。その息を、腹筋を意識しながら細かく噴き出していきます。

ポイントは、お腹に息がきちんと入っているかどうか、細かく息を吐く時、腹筋を使っているかどうかです。

初めは、意識してきちんと出来ているかチェックしながら、横隔膜のトレーニングを行いましょう。また、横隔膜を鍛えると自然と姿勢が良くなります。

姿勢が悪いと呼吸も浅くなり精神的にも良くないのですが、その逆に、横隔膜を鍛えて腹式呼吸で深い呼吸をするように心がけると自然と姿勢も良くなります。

姿勢を正して深い呼吸をすれば自然と自信が湧いてくる

呼吸をする時、深い呼吸が出来ていれば、身体の力が抜けてリラックスする事が出来、気持ちがすっきりすると思います。

姿勢の正しい人は、呼吸も規則正しくそして深い呼吸をする事が出来ます。しかし、猫背の人は呼吸をする時に肋骨があまり開かずに、呼吸も浅くなってしまいます。すると、身体の力が抜けずに、常に疲れていたり倦怠感を感じたり、肩が凝ったり、自信を持てる状況から離れて行ってしまいます。

姿勢を正す イラスト

では、正しい姿勢を維持するためにはどうすればいいのでしょうか。一般的には、深層筋を鍛えると良いと言われています。

深層筋は、インナーマッスルとも言われていて、日本の昔からの諸芸能に深く関わりを持っており、武士も深層筋が発達していたと言われています。

また、能の動きにも深層筋は深く関わっており、能楽師が七十歳や八十歳でも現役で仕事を続けられるのは、この深層筋が鍛えられているからだと言われています。

特に大事な深層筋に大腰筋が挙げられ、背骨を支えたり骨盤のバランスを整える時に大腰筋は重要な役割を果たします。

大腰筋を鍛えるには、真っ直ぐに立った姿勢から片足を前に突き出します。その足を90度に曲げて体重を乗せ、後ろ足は伸ばすようにしましょう。すると、前に踏み出した足の側の大腰筋が鍛えられ、伸ばした反対側は、大腰筋のストレッチ効果があります。

これを左右10回ずつ行うと深層筋である大腰筋が鍛えられ、骨盤のバランスが整えられると共に姿勢が良くなります。

姿勢が良くなれば、呼吸が落ち着き物事に積極的になれるので自信も湧いてきます。

筋トレを続けていけば自信が持てる

このように筋トレをする事によって、外部からも内部からも自信が持てるようになっていきます。

しかし、筋トレを続けるのは難しいと誰もがそう思いがちです。このような時は、まず一週間筋トレを続ける事を目指しましょう。すると、一週間継続できた事が自信に繋がるはずです。

一週間継続出来たら次は一ヶ月を目指しましょう。そして、一ヶ月も筋トレを継続出来れば、それは立派な才能です。筋トレの効果が表れてくるのは、おおよそ3ヶ月後と言われていますから、まずは試しに3カ月続けてみましょう。

身体が変われば自然と自信もついてくるはずです。前述のように、筋トレをしていれば見た目の面でも、身体の内部からも自分に自信を持つ事が出来るようになります。

心が落ち込みがちな時や自分に自信を持ちたい時は、身体を鍛えて、自信を持つ事の出来る健康な身体作りを行いましょう。