筋トレはいつするのが効果的?最も効果的な時間帯と頻度とは
現代は飽食の時代といわれています。好きなときに好きなだけ物を食べることが可能です。ありがたいことですが、それによって肥満をひきおこしやすくなっています。
女性は美容目的でダイエットする人が多いでしょうし、男性は健康目的でダイエットする人が多いでしょう。
どちらにせよ、現代人とダイエットは切り離せない関係となっています。
ダイエットには規則正しい食事と運動が必要だとされています。バランスよく食べるように心がけている人も多いでしょう。また運動のために筋トレをしている人も少なくないと思われます。
しかし、あなたの筋トレ方法は正しいですか。間違った筋トレを続けていては、時間のムダです。今回は筋トレをいつするのが効果的かを解説します。正しい知識を得て、効率的に体を鍛えましょう。
筋トレをする時間帯
あなたは筋トレをいつしていますか?
朝ですか。それとも寝る前ですか。決まった時間は特になく、毎日バラバラだという人もいるでしょうが、最も効果的な時間帯はズバリ、昼食と夕食の間です。
厳密にいうと、昼食をとった2時間後あたりがベストだとされています。
なぜなら、そのあたりから体温が上昇し始めるので、筋肉が動かしやすく、効果が出やすいからです。
筋トレを控えるべき時間帯
では逆に筋トレをしないほうが良いのは、いつでしょうか。それは朝です。朝はまだ体温が低く、筋肉の動きも滑らかではないため、筋トレの効果がでにくとされています。
もし朝しか時間がとれないという人は、筋トレ前にしっかりストレッチをするようにしましょう。そうすることで身体が温まり、筋肉の動きも良くなるはずです。息を止めず、ゆったりとした呼吸で行ってください。
筋トレをしてはいけない時間帯
空腹時や満腹時に筋トレをすることはしないでください。空腹時は体にエネルギーがない状態ですので持久力が持ちません。非効率といえるでしょう。
また満腹時は、食べ物を消化するために、血液が内蔵に集まっている状態です。その状態で筋トレを始めると、血液が筋肉のほうに流れてしまい、食べ物を消化できなくなってしまいます。
消化不良から気分が悪くなったりしてしまうこともあるので、筋トレを行うのを控えるようにしてください。
毎日やるのはNG
筋トレを毎日の日課にしている人も多いでしょう。しかしこれは間違った方法です。
早く痩せたい、早く体を鍛えたいと、毎日必死に筋トレをすることは逆効果です。なぜでしょうか。
筋肉には「超回復」という性質があります。これは筋トレ後、48時間から72時間の休息をとることで、筋力がトレーニング前よりも上昇することをいいます。
ですから、筋トレには休息が不可欠なのです。
毎日行っていた人は、これからは2、3日に一回にしましょう。これでムダに筋トレに時間を割く必要がなくなります。
筋トレ後はクールダウンの時間を設けて
筋トレで汗をかいたあと、すぐにお風呂に入っていませんか?
汗を早く流してさっぱりしたい気持ちは分かりますが、できれば避けてください。
筋トレによって筋肉は熱を帯びています。いわば炎症を起こしたような状態になっているのです。ですから、しっかりクールダウンする時間をとってください。
クールダウンにはジョギングなどが良いとされていますが、筋トレが終わったあとで行うのは厳しいと思う人も少なくないでしょう。そういう人は、軽くストレッチをしてください。
体の火照りが治まれば、お風呂に入っても大丈夫です。汗を流し、リフレッシュしてください。
これらのことを意識して筋トレに励んでください。きっと以前よりも効率よく、ダイエットや体造りをすることができるでしょう。